すぐに伸びる赤ちゃんの爪、やわらかくて切りにくい、泣いて暴れて嫌がる…と親のストレスになっているという話をよく聞きます。たかが爪切りもできないなんて…と落ち込むママもいるほど。伸ばしたままにしていては、自分や相手を傷つけてしまうものにもなりますから、保育園に通っていると「爪が伸びてます」と注意を受けることもしばしば。
でも大丈夫。嫌がるのには理由があります。よりよいやり方もあります。試してみる価値あり!です。
爪切りが怖いのは実は親!?
「子どもが爪切りを怖がります。」そんな言葉の後には必ず「子どもが嫌がって暴れると、指を切ってしまいそうで怖い。」と話してくれるママがたくさんいます。
怖さを取り除くのは実は簡単です。まずは親自身が怖がらない事。ゆったりした気持ちで優しく語りかけながら切ってみましょう。「今日は絶対切るぞ!」そんな意気込みも子どもにとってはプレッシャーです。
拘束されるのが嫌
指を切ってしまわないようにと、体を押さえつけると嫌がる子どももいます。抑えられるのが嫌だから暴れる、暴れるから押さえつけるという悪循環。
子どもを同じ方向を向けるように膝の上に乗せ、抱え込むようにして切るのがおススメです。なぜなら、抱っこをされると落ち着けること、さらに耳元で大好きなパパやママの声が聞こえると安心できるというメリットがあります。
3|寝ている間に!は場所が重要
寝ている間に切ってしまいたいけれど、触ると嫌がって起きてしまったり手を後ろに隠してしまったりする。布団やベットで寝ているときは子どもにとっての「ベストポジション」がありますから、それを邪魔されるのは嫌なのだと思います。
意外と起きないのが「ベビーカー」や車の「チャイルドシート」で寝ているときです。あまり身動きが取れずに包まれているような感覚があるので子どももぐっすり眠っていることが多いです。
欲張らないで1日1本
一度に全部の爪を切ろうとすると、時間がかかってしまいます。時間がかかると飽きてしまうのが子どもです。1日1本でもいいと思います。できる時にできる分だけ。少しづつ慣れていきますから、子どもに嫌な記憶を植え付けないのも大切なポイントです。
大好きなパパやママとのスキンシップの時間でもあります。親子のとって嬉しい楽しい時間になるように心がけましょう。
好きなもので気をそらす
膝の上に乗せ背中の後ろから包み込むようにし爪を切る。これで落ち着けない時には好きな動画を見せたりおやつを食べている時間を狙ったりするのも効果的です。夢中になれる何か…これを探してはさみに注目しすぎないように環境を整えてみましょう。
子どもは興味がないものや場所にとどまることができません。楽しい事、おもしろいものを見つける力があります。その習性を利用してみるのもいいと思います。
例えば、レストランなどにある「チーン!」となるベル。ゲラゲラと笑いが止まらなくなる程、夢中になる子どももいます。その間に足の爪を切れるかもしれません。
手芸用の小さなメジャーもいいと思います。シュルシュルっと巻き込む時の音や早い動きが子どもの興味を引き付けます。
爪を切るときだけの特別なおもちゃとして、普段は出さずにここぞ!という時のアイテムにしておくと更に効果的です。
どちらも100円ショップで購入できますので、ぜひ試してみて下さい!
まとめ
たかが爪切り、されど爪切り…嫌がるのには必ず理由があります。どんな方法なら親子でストレスなく爪を切ることができるか、探りながら見つけていってくださいね!
忙しい毎日の中の貴重な時間です。心満たされるスキンシップの時間になるといいですね!