赤ちゃんが泣きやまない!【新生児育児の悩み】ママの心を救う試す価値あり10の技

生まれたその瞬間「ほぎゃぁー!」を産声を上げた時には涙が出るほど嬉しかったのに…。その直後からは赤ちゃんが泣くと不安になったり焦ったり、時にイライラしたりしてしまいます。これは親になった人なら誰でも同じでしょう。「泣いてもいいよ」という言葉をかけることができる人を神様かと思うほど。

「これをすれば泣き止む!」なんて特効薬みたいなものはありません。それでも、手段をたくさん持っていることで心に余裕ができます。赤ちゃんを泣き止ませるためには心を満たしてあげることが何より大切ですから、かかわる大人の心に余裕があるという事は必須条件と言えます。

そこで、赤ちゃんが安心して泣き止み笑顔になるかかわり方を10個、ご紹介します。

目次

お腹を満たす

赤ちゃんは基本的には泣くことで表現したり訴えたりします。泣く=悲しい だけではない事を理解しておきましょう。何時に授乳したのかを把握し2~3時間空いているようであればお腹がすいている可能性が高いでしょう。

オムツが汚れている、熱い寒いなどの不快を除く

全ての不快を泣いて訴えるわけですから、親は原因となりうるものを把握しておかなければなりません。オムツが汚れていないか、適温か、掛布団が重たくないか…うんちをする時に泣く赤ちゃんもいます。お腹に感じる違和感が不快なのかもしれません。おならが出てびっくりして泣き出すこともあります。体に起こる様々なことが赤ちゃんにとっては不安だったり怖かったりするのです。

安心できるように優しく語りかけながら不快を取り除いてあげてください。

抱っこをして安心感を

赤ちゃんはスキンシップを求めています。なぜなら、人のぬくもりが何よりも安心するから。お腹の中にいる時は包まれているような丸まったポーズでいたからこそ手足がバタバタと動いてしまう事に不安を感じる事もあるそうです。おくるみやバスタオルで包むようにしてあげると安心して泣き止むかもしれません。更に、左側を頭にして横抱きしてみて下さい。親の心臓の近くに頭がきます。お腹の中で聞いていた音が近くで聞こえると安心するようです。抱っこにもちょっとしたコツがあるのです。

外気に触れて気分転換

場所を変えるだけで気分が変わります。実はこれ、赤ちゃんではなく親の気分転換。なぜそれが必要か。赤ちゃんは大好きなパパやママの心の動きを敏感に感じ取りますから、抱っこしている親の気持ちが少し落ち着くだけでも安心につながるのです。

はっきりした色彩のもの、動くもので視覚を刺激

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ、しっかりとした視力を持っていませんが、赤など目立つ色のおもちゃやメリーのように動くものであればわかりやすく楽しめます。生後3~4ヶ月頃くらいから動くものをゆっくり目で追ったり、見たいものに視線をおわせたりします。「いないいないばあ」が楽しめるのもこの時期から。大きな声で泣いている時には目で見えるものが気をそらしやすくて効果的かもしれません。

手や足をもんで触角を刺激

赤ちゃんの気を他にそらすために触角を刺激してみましょう。指先をつまみはじくような感覚を好む赤ちゃんもいます。揉むことで体が温まり眠気を誘うかもしれません。赤ちゃんの気が他にそれれば次第に泣き止み落ち着いて過ごせるでしょう。

歌を歌って聴覚を刺激

赤ちゃんに歌と聞くと「子守歌」をイメージする方が多いかと思いますが、パパやママが好きな歌でいいのです。なぜなら、繰り返し伝えていますが赤ちゃんの安心感はパパやママの心が落ち着いていることがとても大切です。赤ちゃんが泣き止まない状況でも、親自身が上手に肩の力を抜けるようになると心は楽になれます。

ベビーカーや車でお散歩

ベビーカーや車は乗っていると揺れを感じるため心地よさから眠気を誘うことがあります。寝ぐずりで泣いているような時にも有効です。また、揺れは程よい刺激になります。移り変わる景色や感じる風も赤ちゃんの気をそらします。

お気に入りのものを渡してみる

肌触りのいいタオルやぬいぐるみ、おしゃぶりやはがためなど赤ちゃんにとって安心できるものがあるかもしれません。機嫌がいい時によく手に持つもの、ママのにおいがするタオルなど日ごろから「我が子の好きなもの」を見つけておきましょう。子どもにとっても安心できる材料は複数あった方がよいでしょう。

家族や知り合いに電話をかけてみましょう。

これは「赤ちゃんが」というより「パパやママが」心を落ち着かせるのに効果的です。どんなにかわいい我が子でも、大人の話を聞くことはまだ難しいです。子育ては孤独になりがちです。助けを求めていいのです。まずはどうにもならない今、パパやママの気持ちを誰かに聞いてもらいましょう。気持ちが少し楽になれば、自然と声にも元気が戻ってくるでしょう。楽しそうに話すパパやママの声は赤ちゃんにとって「癒し」になります。そんな声を聞きたくて泣き止むことだってあります。

こんな時に電話なんて…と思うかもしれませんが試す価値ありです!!

まとめ

泣かない赤ちゃんはいません。子どもは泣くことで肺を強くしたりコミュニケーション力を学んだりしています。生きていくために必要な力を身につけようとしているわけですから、泣いている姿は尊いものです。「子どもは泣くのがお仕事」はそんな意味が含まれているのかもしれませんね!

はじめにも書いたように、「これをすれば泣き止む!」なんて特効薬みたいなものはありません。かかわる大人の心に余裕が持てるように、術をたくさん持っておきましょう。選択肢があるだけで違います。今日はダメでも明日は大丈夫かも!子どもは日々成長していきますから何回もトライしてみて下さい。

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