待望の我が子の誕生!妊娠から出産という大変な経験を乗り越えて始まった我が子との生活。かわいくて愛おしいはずなのに…辛くて涙が出る。これは誰にでも起こりうることです。「一人になりたい…」そんなふうに思う自分を責めないで下さいね。育児は一人ではできません。子育てにおいて必要なのは、助けを求める力です。それでは、具体的にお話しします。
新生児育児が大変な理由&自分でできる対処法
理由はたくさんありますが「予定通りにいかない」ことがほとんどだからでしょう。自分を犠牲にしなければできないのが子育てと言われてしまうのも仕方がない事だと思います。それではあまりにも悲しすぎませんか?笑顔で過ごせるように自分でできる事を一緒に考えてみましょう。
まとまった時間眠れない
新生児期は2時間~5時間おきに寝たり起きたりを繰り返します。昼夜の区別がまだつきませんから、その都度親も起こされてしまいます。仕方のないことだとは思っていても体は正直ですから辛くなってくるのも無理はありません。
新生児のうちは子どもと一緒にお昼寝をしたり体を横にするなどして意識して休む時間を作るといいと思います。
心が休まる時がない
たとえ眠っていても窒息の危険がないか熱くないかな?寒くないかな?とあかちゃんの健康面が気になったり…やっと休憩と思ったら「お腹すいたー!」「うんち出たー!」と泣きだせばまたお世話。とにかく休める時間がありません。
温かいものでも飲んでリラックスと思っても、気づけば冷めている…せっかく飲もうと思ったのにとかえってイライラしたり。これも育児ではあるあるですね。
今できるリラックス方法、心満たされる方法を考えてみるといいでしょう。ちょっとつまめる何かを用意しておいたり、音楽を流したりと子どもの様子に左右されずに実現可能なことだとなおいいのかなと思います。
赤ちゃんのことがわからない
何をしても泣き止まない、一日どう過ごせばいいか分からないなど育児はわからないことばかり。それに加えて「こうすれば解決!」がないから困ってしまいますよね。
新生児のうちの泣きの原因は「お腹がすいた」「おむつが汚れた」「厚い寒い」「眠い」がほとんどです。さっき授乳したばかりだとしても飲み足りていなかったり、汗はかいていなくても暑かったりすることもあります。優しく語りかけながら対応してくださいね。パパやママの声に安心すると少しづつ落ち着いてきます。
解決策はただ1つ!助けを求めること
育児は基本的には親がするものではありますが、一人では辛くて当たり前です。なぜなら親も人間だから。どんな事でもはじめは誰かが教えてくれてサポートしてくれて助けてくれます。それなのに「育児」はそのすべてを親が背負わなければならない。そして、待っているだけでは助けてもらえません。逆に、助けて!と声をあげれば助けてくれる人はたくさんいるのです。
ならば、どうして声をあげられないのか?方法が分からないからです。核家族化により子育てしにくい時代だと言われていますが、情報はとりやすい時代です。ネットうまく活用して、助けを求める勇気を持ちましょう。「一人じゃない」と思えると育児が驚く程、楽しいものに変わっていきます!
選択肢を増やして心の余裕を持つ
どんな機関や制度があるのかいくつか取り上げてみます。お住いの市町村によって利用方法などは様々ですが参考にしてみて下さいね!
家族
まずは家族。パパは仕事をしているから育児はママ。そんなことは関係ありません。二人の子供です。一緒に育てるという感覚は大切にしてください。
祖父母や兄弟、近くに助けてくれる人がいるなら迷わず頼りましょう。頼ることは弱い事でも情けない事でもありません。親子で笑顔でいるには必要なことです。
保育園
保育園に通っていなくても育児の悩みを聞いてくれる窓口がある園もあります。月齢によっては、一時預かりという利用方法もあります。分からないことを聞いたり話を聞いてもらったりと自分だけで抱えていたものを吐き出すだけでも心が軽くなります。
ファミリーサポート
「子育ての手助けをしてほしい方」(利用会員)と、「子育ての手助けができる方」(援助会員)が会員登録をし、地域の中で相互援助を行うものです。近くに住んでいる方との繋がりもできるので心強い存在になると思います。市町村に問い合わせると登録の仕方などを教えてもらえます。
子育て支援センター
子育て支援センターは、主に乳幼児の子どもと子どもを持つ親が交流を深める場です。気軽に遊びに行くことができますし費用もかかりません。同じくらいの月齢の子どもを持つ親とも繋がりができたり、子育てについての不安や悩みも職員に相談することができます。ママ友を作るのには最適な場所です。
ベビーシッター
べビーシッターは、自宅に来て子どものお世話をしてくれます。赤ちゃんのお世話をするイメージが強いかもしれませんが、対象となる子どもの年齢は幅広く、おおむね0歳から12歳の子どもとなっています。
親が不在時だけに限らず、一緒に子どもをみながら、悩みを聞いたりもします。より家族に近い形で育児のサポートをしてくれる存在です。
ママ友
ママ友と聞くと「怖い」「面倒」というマイナスイメージが強いかもしれませんが、困ったときにすぐに頼れる相手「お互い様」の関係でいられる存在は何より心強いです。ともに子育てを頑張っている存在は、よき理解者にもなってくれます。一人でも二人でも、いないよりはいてくれた方が、子育てが間違いなく楽しいものになります。
まとめ
かわいくて愛おしいはずなのに…辛くて涙が出る。「一人になりたい…」そんなふうに思う自分を責めないで下さいね。パパだって、ママだって人間だから。誰にでも起こりうるこの状態を解決するために、選択肢を複数持って「頼って甘えて助けてもらうこと」その声を勇気を出してあげてみて下さい。親子で笑顔になるために…♡