育児の悩み【早くして!】何をするにも時間がかかる子、グズグズする子…親に必要なのは多くの言葉よりもあたたかい気持ち

何をするにも時間がかかるのに、すぐにとりかからなかったり…やりたくないとグズグズしたり…「早くやりなさい!」「いつまでグズグズしてるの!?」とイライラすることはありませんか?

原因はただ1つ、親が思うようなペースでことが進まないからイライラするのです。問題なのは「程度」です。遅すぎないか、ルーズすぎないか。子どもと自分は違う事を理解して子どもが苦労しないように「教えて」「助けて」「見守って」あげましょう。

目次

初めの1歩はなぜ時間がかかるのかを知ること

どうして時間がかかるのかをじっくり観察することが大切です。親は時間に追われたり、心に余裕がなかったりすると原因を探らずに「早くして!」を連発しがちです。

子どものやる気がないのか?いや、親が掛ける言葉が子どものやる気を奪っているのでは?そんな風に考えてみると、何か見えてくるものはありませんか?

やりたくなのはできないからかもしれない
やり方が分からないのかもしれない

時間はかかるけど頑張っている…それなのに「早くして!」と言ってしまっているのなら子どもの心は傷ついてしまっているかもしれません。

どんな事にも原因や理由があります。子どもの様子をしっかり観察して、知る努力をしましょう。

子どもは困ってる?気づきの大切さ

次に大事なこと。子ども自身が困っているかどうかです。どんなに時間がかかっても自分が困らなければ改善しようとは思いません。これは大人も子どもも同じです。

待ちきれない大人が手出し口出しをして、本人が何もしなくてもどうにかなってしまうなら、きっといつまでも急ぐこともなくのんびり取り組むでしょう。

のんびりは悪い事ではありませんが、それにより「子どもが困る」そんな場面があるのだとしたら、大人はグッとこらえて待つことも必要です。自分自身で「気づくこと」を大切に関わるとよいでしょう。

改善策は多くの言葉よりも「教えて」「手伝って」「見守って」

「早くして!」「まだやってないの!?」「何回言われたら分かるの!?」と叱ったり急かしたりするような「言われて嬉しくない言葉」の多くを浴びせてしまうよりも必要なことがあります。

やり方が分からないのかもしれない、それなら教えてあげましょう。まだ難しい事だから時間がかかるのかもしれない、それなら手伝ってあげましょう。子どもが頑張ろうとしている姿があるなら、見守ってあげましょう。

身体的に問題がなければ、大抵のことはできるようになります。子ども自身が必要性を感じれば自ら習得しよう、早くできるようにしようという気持ちになりますから親は「待つ覚悟」を持っているといいと思います。

まとめ

何をするにも時間がかかる子、グズグズする子には丁寧にあたたかい気持ちで「教えて」「手伝って」「見守って」あげる。親の心の余裕が子どもの意欲につながり、結果的にストレスを感じずにスムーズに物事に取り組めるのだと思います。

よかったらシェアしてね!
目次