赤ちゃんが生まれて、これ以上ない幸福感に包まれていたはずだったのに…何もせずに一日が終わってしまう無力感に襲われることがありませんか?実は「赤ちゃんの育児が辛い」と思っているママは意外と多いのです。
赤ちゃんとの生活、何をして過ごしていいか分からない、時間がないわけではないのにご飯も作れなかったなど悩みも様々です。どうにか改善したいこの悩み。毎日が心満たされるようになるには「何より自分を大切にすること」ママになっても「わたしはわたし」赤ちゃん中心の生活の中でもやりたいことを見つけると楽になれます。どんな風に自分を大切にしたらいいのか分からない…そんなママのために具体的なヒントを紹介します!
誰のせいでもない!産後はホルモンバランスが崩れている
産後はおっぱいを作る働きを担うプロラクチンが増えます。一方エストロゲンとプロゲステロンは分泌が抑えられ、ホルモンバランスは常に崩れている状態と言えます。卒乳をすると女性ホルモンの分泌が促される、女性の体はそんな仕組みになっています。
ホルモンバランスは自分ではコントロールできませんから、精神的に不安定になったりイライラしやすかったりすろのも誰のせいでもないのです。
なかなか男性には理解されにくいものかもしれません。だからこそ、パートナーにはしっかり説明をしてサポートしてもらえるような関係を作っておきましょう。
一人で頑張らない!助けを求める力を持つこと、これが何よりも「自分を大切にすること」に繋がります。
何もしていなかったら生きていない
育児は数値化されたりお給料をもらえたりするわけではありません。ママの頑張りが目に見える形で評価されにくいものです。でも…頑張っていないママなんていないのです。授乳して、オムツを替えて寝かしつけて…親がやってあげなければ子どもは生きていけない…
当たり前の事をしているだけと思うでしょう。当たり前のようにやっている自分を褒めてください。当たり前になったという事は「母になった」そんな自覚が根づいたからです。よく頑張っています。素晴らしいです。親になることはできても「親でいることは難しい」今悩んでいるという事は「母であろうとしているから」
自分を大切にする=自分を認める
意識してみるだけでも心が軽くなりますよ!
ママは話したい生き物!大人と会話する時間を作る
基本的にはママは会話をしたい生き物であると思います。
- 分からない事ばかりですから誰かに聞きたい、教えてほしい!
- こんな事が大変…共感してほしい
- こんなにかわいい我が子の事を知ってもらいたい
育児の中で起こる様々なエピソードや嬉しかったこと大変だったこと。話したいし聞いてほしいけれど赤ちゃんと二人きりの生活では難しい…
だからこそ、大人との時間が必要です。パートナーでも両親でも友達でも誰でもいいです。話せる人、聞いてくれる人がいるという事が心の支えにもなります。心が満たされることで余裕が生まれます。すると自然と自分を大切にできるようになるでしょう。
自分のために!を見つけて実行
赤ちゃんが生まれると今までしていたことができなくなります。いつもどんな時も赤ちゃんが優先。自分を犠牲にしなければ育児はできない…そう思っているママも多いでしょう。
しかし、ママも普通の人間です。神様ではありませんから、24時間365日…自分を犠牲にすることなんてできません。心も体も壊れてしまいます。
自分のために何かする時間を5分でいいので作ってみましょう。甘いものを食べる、あたたかい飲み物を飲む、湯船につかる、本を読むなど。協力してくれる人がいるなら少し子どもと離れて一人の時間を作るのもいいでしょう。
子どもと離れたいと思うなんて母失格と落ち込む人がいます。真面目で頑張り屋さん、責任感の強さから思うのでしょう。離れることで心穏やかに抱っこできるようになるなら、むしろ一人時間を確保した方がいいです。ママの心を保つために必要なことは子どもにとっても必要なこと。これも立派な育児です。
自分を大切にできなければ、なかなか人を大切にできません。その相手が我が子であってもです。
まとめ
赤ちゃん育児が辛く感じるのは「自分を大切にできていない時」です。母失格と落ち込む必要は全くありません。心の余裕があるだけで見える景色が変わります。感じ方も変わります。まずは自分を大切にして、幸せを感じる育児ができるようになるといいですね。