【食事の時間がしんどい】悩めるママへ送るイライラ育児解消法!

好き嫌い・偏食・少食…子育てにおける食事の悩みはそれぞれですが「悩んだことがない!」という人はほとんどいないでしょう。1日3回もやってくるこの時間が親子にとってしんどい時間にならないように、何をどうしたらいいのか…大丈夫、できることはたくさんあります!
「しんどい」が「楽しい」に変わるように、我が子に何がヒットするか、見つけてみて下さいね。

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「たのしい」「おいしい」「うれしい」時間に!

一生懸命作ったのに食べてくれない、少食で栄養が足りているか心配、食べこぼしがひどくて掃除が大変と悩みが尽きない食事の時間。どうしても口うるさくなってしまいますが、それでは食欲が湧くわけがありません。言われている子どもも苦痛なんです。

何より大切なのは楽しい時間であることです。ママやパパが笑顔で美味しそうに食べていること。
「どれが好き?」「おいいしいね!」と思わず笑顔になる会話があるといいですね。楽しい雰囲気であれば「食べてみようかな」という気持ちに自然になれるものです。楽しいが美味しいにつながり、嬉しい気持ちになるなんて、とてもいい連鎖ですよね。

食べられなくても、残してもいいです。「残さず食べなさい!」と怒るより「苦手だったんだね!」と受け止めてあげてください。「ママはこれ、好きなんだ!」と子どもがその食べ物にマイナスなイメージだけが残らないようにしてあげるといいと思います。
時には「ママも苦手なの!」と共感することがあってもいいと思います。苦手があってもいいんだと安心できるでしょう。
ですから、マナーは二の次です。子どもの年齢にもよりますが、焦らずに少しづつ伝えていけば大丈夫です。

好き嫌いは立派な自己主張!プラスに捉えて工夫をしましょう

言葉が話せない乳児期でも、一度口に入れたものをベーッと吐き出したり、口に運んであげようとすると手で払いのけたりしますよね。子どもなりに嫌を表現するようになると途端に食事がスムーズに進まなくなります。そんな時は食べさせることに必死にならずに「味がわかるようになったのね!」
「好き嫌いがでてきたんだ!」とむしろ成長を喜びましょう。
そして、それを相手に伝えようと主張する姿は愛おしもの。心に余裕をもって受け止めてあげましょう。

舌触りが敏感!調理法を変えてみる

同じ食材、同じ味付けであっても食べてくれない。そんな時には調理法を変えてみるといいでしょう。
「焼く」「煮る」「ゆでる」「蒸す」
例えば魚。「焼く」と「煮る」では全然違います。焼くと水分が抜けて身が固く感じますが、煮るとフワフワして食べやすい。
じゃがいもは煮るとほくほく味がしみて美味しいけれど、蒸かしただけではパサパサ喉にひっついて嫌だという子どももいます。
舌触りが気になる事は悪い事ではありませんし仕方のない事。子どもの感じ方を変えようとするのではなく、調理法を変える…美味しく食べられるように調理する方が間違いなくストレスは大幅に減ります。

目的は栄養摂取!目に見えない工夫をする

緑のものが嫌い!豆が苦手!子どもの好き嫌いがあるときには、親のこだわりをまずは捨ててしまいましょう。ほうれん草が苦手なのに「胡麻和え」を出したり、豆が苦手なのに「豆サラダ」にしたり…一番の目的は体の中に栄養を取り入れる事。それならば、分からないようにみじん切りにしたりペーストにしたり工夫をしましょう。そのものを克服してほしいなら言葉でのやりとりができる3歳ごろからがいいと思います。

親が決めない!好みを探る

口の中をやけどしないようにと「ふ~ふ~」して冷ましてから与えることはありますよね。
もちろん、幼い子どもにとって熱いものは火傷をしてしまう危険がありますから冷ましてから食卓に並べてあげましょう。
そして、わずかな温度差ではありますが苦手はそれぞれです。大人が思う美味しい温度とは違うこともありますから、あたたかくしたり冷たくしたりして子どもの好みを探ってみて下さい。
特に飲み物、汁物は子どもの反応がわかりやすく表れると思います!
「温かいまま食べさせてあげたい」「冷たい方がおいしいよ!」と親が決めない、実はとても大切な事なのです。

まとめ

食事の時間は負の連鎖に陥りやすいです。子どもの事を思っているだけなのに、なにも報われない気がしてイライラしてしまう…。健康な子どもに育ってほしい気持ちは親ならみな持っているでしょう。
我が子といえど別の人格ですから、まずは我が子を知ることからです。
楽しい時間になるように、今できることはたくさんあります。工夫をしてストレスを減らし、時間をかけずに笑顔を増やしていけたステキだなと思いませんか?
そして、大好きな人と一緒に食べるご飯は美味しいと感じて、苦手なものにも手を伸ばしてくれるようにゆっくり待ちましょう。

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