「私ってこんなに短気だった?」「イライラが止まらない!」育児がこんなにも自分を狂わすとは、誰も想像をしていなかったのではないでしょうか。
我が子はかわいくて当たり前。でも、ママだって人間だもの。自分のペースで生活ができないとストレスは溜まっていきます。そこに寝不足が加わろうものなら尚更です。
そんな時は何より誰より「自分を大切に」しましょう。と言われても時間もないしお金もない!どうしたらいいの?
答えは簡単です。「自己肯定感を高めること」
自分で自分を認めてあげる、褒めてあげる…その癖をつけるのです。ママが笑顔でいられれば自然と子どもは笑顔になります。
これが親子です。
ネガティブ思考の人、せっかちさんに短気さん。
ぜひ、読んでみてくださいね!
イライラ育児の大敵は不安定な心
育児がなぜそんなにイライラするのか…眠れない、好きな時に好きなことができない、外食をしても落ち着かない、子どもがわがままを言う、泣き止まないなどなど…いくらでも原因となることはあると思います。どんなに優しい人でも、どんなにマイペースな人でも子育ては「心乱されるもの」なのです。
だから大丈夫。ママが悪いわけではないんです。みんな一緒なんです。一人では抱えることができなくて当然です。
そのイライラを解消しようと、1つ1つ具体的な対策をしても上手くいかないことの方が多いかもしれません。だからこそ大切なのが、ママの心を安定させること。
それができれば苦労しませんが、イライラしている自分自身も「子育て頑張ってる!」「一生懸命に向き合ってる証!」と丸ごと受け入れましょう。
誰より自分を好きになる!自己肯定感の高め方
まず、自己肯定感とは?ありのままの自分に価値があると思えること。
自分のことが好きですか?と聞かれて「好きです!」と答えられる人は悩み事があっても自分の心の保ち方を知っています。私には無理…と諦めないでくださいね!誰でもできます。
難しいのはできるようになるまで続けることです。少しづつで大丈夫。焦らずにありのままの自分を認めて大切にしましょう。
では、具体的に何をしたらいいのかをお話してみようと思います。
苦手は伸びしろがあるということ!自分を認めて褒める習慣を身につける
好きなこと得意なことはありますか?苦手なことばかりが思い浮かびますか?
例えば料理が苦手だったら…総菜を買って並べるだけの食卓に「手作りのご飯を食べさせてあげられないなんてダメな母親。」と自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
そんな時は、少しだけ出来ることをするといいです。買った総菜をお皿に移す。これで十分。今日は頑張った!と自分を褒めてあげましょう。苦手なことは苦手なまま何もしていないことが多いです。
ですからできること、伸びしろがあるということ。ほかの人と比べる必要はありません。昨日しなかった事をすればいいのです。
そうすると、どんどんハードルがあがってしまいそうですが大丈夫です。今度はそれを続ける努力をするのです。2日続けることができた…3日、4日と繰り返すことで習慣となります。
マイナスをプラスに変える思考の癖をつける
自己肯定感が低い人が自己分析をしたときによく聞く言葉…「真面目すぎる」「繊細」「意志が弱い」という言葉は、「約束やルールを絶対に破らない」「人の痛みがわかる」「柔軟な考え方ができる」と言い方を変えることができます。
欠点と思えることも実は魅力だったりするのです。
慣れないうちは言葉すら思いつかないと思いますが、1日1つ、家族の力を借りながらありのままの自分をプラスに捉える練習をしてみてください。
パートナーや我が子、友達のいいところを言葉にしてみるのもいいです。
外見を褒めるだけではネタが尽きます。すると自然と内面に目が向いてよく観察するようになるでしょう。
嫌なことばかりに目が向きやすい思考の癖が、いい事・いいところを探そうとする思考にチェンジしていきます!自分でも驚く程に心が満たされていくと思います。
寝る前にお互いの好きなところを伝え合う
布団に入ったら、家事を忘れて心も体も一休みです。我が子の手を握ったり頭をなでたりしながら「好きなところ」を伝えてあげましょう。「あったかい手が好きよ♡」「ママのお手伝いをしてくれてありがとう!優しい気持ちがうれしかったわ!」
子どもは嬉しそうに笑うでしょう。「あとはあとはー?」とたくさん答えを求めてくるかもしれません。
「ママの好きなところも教えて?」と聞いてみましょう。「かわいい目!」「大きなおしり!」
など思わず笑ってしまうような珍回答も飛び出すかもしれません。
大人になるとそんな事を伝えてくれる人も残念ながら減ってしまいます。ママも素直にうれしい気持ちになれるでしょう。
たくさん怒ってしまった1日だったとしても、寝る前にこんなにも幸せな時が流れたら…子どもの幸せそうな笑顔を見ることができたら…心は自然と満たされます。いい事は連鎖します。穏やかな気持ちで眠れたら、睡眠の質も上がります。心の安定には欠かせない睡眠不足の解消につながります。
まとめ
日々の生活の中で「小さな幸せを見つけること」ができると自己肯定感を高めることができるということが分かっていただけたでしょうか。そしてこれは、意識して繰り返すことで習慣づけることができる。
いつのまにか「癖」になり自然とできるようになるのです。
マイナス思考だからと諦めずに、そんな事は意味がないと焦らずに、笑顔でいる自分自身をイメージしながら信じて続けてみてくださいね!
ママが笑顔なら間違いなく子どもも笑顔になります。子どもが笑顔で機嫌よくいてくれたらイライラすることも自ずと減りますね!ママの自己肯定感を高めることは「脱!イライラ育児」への最短ルートです。親子で幸せな毎日を過ごせますように…♡