夢や希望を持ってなった保育士…。しかしいざ勤めてみると想像以上に辛いと感じる保育士が数多くいます。肉体労働であるうえに精神的にもしんどい。それに加えて安月給では「やめたい」と思って当然でしょう。保育士が悩むことといえば「人間関係」「保護者対応」「子どもとのかかわり」気合や努力ではどうしようもできない、一人で抱えていても解決できない事ばかりです。ならばどうしたらいいのか…自分自身の気持ちと向き合いながら読んでみて下さい。
保育現場に潜む「あたりまえ」に捕らわれない
保育士の人間関係の悩みはSNSでも数多く見かけます。初めて就職する保育園…違和感を感じるようなことがあっても先輩保育士に「保育園はこういうものよ!」と言われてしまえばどんなこともするしかないでしょう。複数の保育園で経験があると「前の園ではこうだった」「このやり方は合わない」など様々な思いを抱くでしょう。
保育の現場はとても閉鎖的で学びを得る機会が圧倒的に少ないのが現実です。他園の見学に行ったり情報を交換することも難しいので、勤める園のやり方が「あたりまえ」になってしまうのです。最初は感じていた違和感も慣れてしまうと気にならなくなる…。このようなことの積み重ねが「不適切保育」を見逃してしまう、黙認してしまう要因です。
サービス残業や休憩なしなど一般企業ではすぐに問題となりうることも保育士ならではの自己犠牲精神がこれを問題視しません。「子どものためなら仕方ない」「休憩を返上することで追われないようにしたい」これを続けていると心身ともに疲れていく事は安易に想像ができます。「あたりまえ」を見直すことができるよう日頃から職員間のコミュニケーションを密にしておくといいでしょう。深刻な問題になる前に気軽に話せる相手を見つけられるといいですね。
鉄則はチームで対応
保護者からのクレームを受けた時、それが例え自分自身のミスが原因だったとしても一人抱え込んではいけません。なぜなら抱え込むことが解決にはつながらないからです。中には理不尽なクレームもあるでしょう。抱え込むことで精神的に追い詰められてしまっては保育に支障をきたします。保護者からの意見・要望・クレームは主任や園長に報告をし話し合いましょう。この時、私的感情が含まれてしまうと保護者からの話が正確に伝わりません。あくまで言われたことを言葉を変えずにできるだけ正確に報告することが大切です。謝罪をするにせよ、対応を変えることはできないと伝えるにせよ丁寧に説明ができるようにすると関係悪化を防ぎ、信頼関係を回復させることに繋がるでしょう。
学びを止めずに連携を!つながりが子どもの最善の利益になる
子どもとのかかわりに悩まない保育士はいないでしょう。向き合うからこそ悩む、思いがあるからこそ悩むものです。一生懸命な自分をまずは褒めてあげられるといいと思います。発達に課題がある子どもなら知識を得る必要があります。時代の流れとともに子育ての仕方も変化しています。経験だけで保育はできません。保護者の思いに寄り添うためには、丁寧なコミュニケーションが必要でしょう。かかわりの引き出しを増やすにはその相手をよく知ること、学びを止めない事が必要です。保護者とのつながり、専門家とのつながりが子どもの笑顔に…より良い未来に繋がっていくでしょう。
まとめ
常に考え悩みながら仕事をしている保育士は知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることがあります。気合や努力ではどうしようもできない、一人で抱えていても解決できない事に1つ1つ向き合うことも大切ですが、心が病んでしまうほど追いつめられることのないよう選択肢を増やしておきましょう。今いる園で改善ができるよう努めるのもよし、転職するもよしです。やめたいという気持ちがどこからきているのか、自分自身と向き合うことで見つけてみて下さいね!