【もう迷わない】子どもの靴選びはデザイン性より履きやすさ!保育園の先生おススメの靴とは?

あっという間に成長していく子どもの足。年齢や発達に合わせて靴を選ぶことが子どもの心と体の成長にも大きく影響します。保育園で数多くの子どもたちと関わってきた現役保育士が様々な視点で靴選びのポイントをご紹介します。

目次

足に合った靴とは?プラス5mm

ぴったりサイズの靴は、まだまだ骨が柔らかい子供にとっては適切ではありません。骨が柔らかく変形しやすいため、大きくなろうとする足に対して押さえつけてしまう事になるからです。
最近の子ども用スニーカーは値段が高額で「長く履いてほしい」という親の思いから大きめの靴を購入しがちです。靴の中で指を動かしてしっかり踏ん張れるサイズが、足の大きさプラス5mm程です。これを目安に選んでください。

子どもが履きたくなる靴=たくさん歩いて脳の発達を促す

歩くことで足の裏が刺激され脳の発達を促します。記憶力や創造力、発想力の向上にも繋がるのです。
手をつないで、お散歩をすると、子どもに見えている世界を同じように感じる事ができます。石を拾って歩いたり花や草を見つけては「これなーに?」と興味関心を深めます。自然とコミュニケーションをたくさんとれるので、言葉の表出、言語理解を促す効果もあります。
お散歩にはメリットがたくさんありますが歩くことが嫌いな子どももいます。まずは子どもが履きたくなる靴を選ぶのもよいと思います。新幹線や好きなキャラクターなどデザイン重視の靴は決して履きやすく歩きやすいものではありませんが、子どもの意欲を引き出す面では最強です。
行く場所や歩く距離などを考慮して使い分けができるといいと思います。

「自分で!」意欲を引き出す靴3選

いつもパパやママに履かせてもらっていた靴を自分で履こうとするのも成長の1つです。1歳を過ぎたころにはまず、自分で脱げるようにもなってきます。そんな時に、脱ぎ履きしにくい靴では「できた!」を経験することが難しいので意欲の継続ができません。

  • 柔らかく足を入れる部分が大きく開くもの
  • マジックテープの強度が強すぎないもの

がおススメです。スリッポンタイプは履きやすい子、履きにくい子と分かれる傾向にありますので、我が子に合うものを選んでください。
保育士の経験をもとにおススメする3つはこちら!!

ママの仕事を減らす「洗いやすさと通気性」

子どもによって差はありますが、子どもの足は蒸れやすく匂いがきつくなることもあります。靴を洗うことは育児をしていると割と重労働です。頻繁には洗いたくないのが正直なところでしょう。泥がしみやすい生地のものなら迷わず濃い色を!色味の薄い靴は保育園や幼稚園用には避けた方がよいでしょう。

子どもは訴えません!サイズの確認はこまめに

子どもから「靴がきつい」とはほとんど言いません。気が付いた時にはぎゅうぎゅう…なんて事もよくあります。履かせることが当たり前になってくると多少きつくても流れ作業になってしまっているため気が付けないのです。
時々、指先には余裕があるかな?マジックテープがきつくないかな?と気にしてあげてくださいね!

まとめ

靴選びが子どもの発達や意欲の向上に影響すると分かると靴選びの重要性を感じるようになるかと思います。親の趣味で選びがちな靴は適していないことがあります。オシャレの追及よりも大切なことがあるのです。我が子に合った靴で楽しいお散歩ライフを送りましょう。親子で笑顔になれるはずです!

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